Special Interview

舞台衣装デザイナー「コシノジュンコ」

舞台衣装デザイナー「コシノジュンコ」

『万華響』と出会ったきっかけは?

『DRUM TAO』とは7年のつきあいになりますが、この7年間を振り返っても、常設公演でやるというのは初めてだと思います。東京のど真ん中で、毎日毎日、公演を観るわけですが、衣装が同じだとつまらないと思うんです。過去につくってきた衣装が何千点とありますので、そこで良いものを少し変えたりして、同じ衣装でないものを着てもらい、「また行きたい!」と、お客様に思っていただきたいですね。それとやはり、『DRUM TAO』らしさというものが、この7年間で定着したと思うんですけれども、それを裏切らないように、活かしながら、新しいものを積極的に挑戦していく。過去に「これ、もったいないけど使わなかった」というものを、ぜひこの万華響で見てもらいたいと思いますし、いろんな実験がここでできると思うんです。

クリエイターとしてのこだわりはどんなところですか?

『チームラボ』と一緒にやるってことはおそらく、それに負けないように衣装も映像も立体的に観られると思うんです。この会場は約400席あり、すべてVIP席のように感じられます。舞台から近いので、衣裳を近くで観ていただけるというのは大切なこと。衣裳が活かされることは本当に嬉しいですね。  そして、『DRUM TAO』というのは、やはり「動く良さ」「肉体を見せる美しさ」が魅力だと思います。それに備わって、衣装というのはついてきますし、目に入るものなんです。光とメタリックな男の強さ、輝きというのを形にしたいですし、それがひとつの『DRUM TAO』の伝統になりつつあると思うんですね。
また今回、日本のコンテンポラリーというか、なにか面白みというか、そういうのが全然違った形で出せたら良いなというのがありました。いわゆる「万華鏡」というと、何が飛び出すかわからない期待感とドキドキ感、これがすごく大切なので。これを常に研究しながらやっていきたいですね。面白いのは、何回も何回も観られる方は、「観るたびに、変わりますね」とよく言われるんです。そんな具合に、決めたらそのままというのではなく、やはりいつも、ちょっとずつ変えて、どんどん面白くなっていくみたいな。長年の土台がありますから、本当に『DRUM TAO』らしさが凝縮され、格好良い舞台になっていく…。
メンバーは本当に鍛えていて、それぞれ世界観を常に持っています。そんなわけで、衣装を毎回毎回、変えるというのはやはり危険性があり、良かったり悪かったりすることもあると思うのですが、『DRUM TAO』らしさを追求していくということが私のテーマ。私にとって、『DRUM TAO』の衣装づくりはいつも冒険なんです。

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